ランニングシューズ 寿命 ソール 補修

ランニングシューズの寿命ってどれくらい?

ランニングシューズの寿命ってどれくらいなんでしょう?

 

あるメーカーさんから聞いた話では600〜700kmがランニングシューズ交換の目安になるそうです。

 

それくらい走るとアウトソールがかなりスリ減るとともに、ランニングシューズの命とも言えるミッドソールの機能の低下が著しいかららしいです。

 

 

まぁ、メーカーとしてはどんどん買い換えてもらったほうが商売になるので話半分に聞いておくとして、一般的なランナーの基準としては1,000km走ったらというのがキリの良い数字かもしれませんね。

 

 

 

ランニングシューズの寿命を判断するには、ソールがどれくらい減っているか?というのが判断基準になると思います。

 

走り方や体重によってランニングシューズへのダメージは大きく違うので一概には言えませんが、オッサンランナーの大したことない経験から言わせていただければ、ランニングシューズはソールがスリ減ったくらいでは全然大丈夫です。

 

アウトソールがスリ減ってミッドソールが見えてても全然平気です。

 

 

さすがにシューズのトゥ部分が破れてきたら「そろそろマズイな・・・」とは思い始めますが・・・

 

 

 

誰に聞いたわけではないけれど、ランニングシューズで一番ダメージを受ける部分がソールであるのは間違いないと思います。

 

しかも、かかとの部分が最もスリ減るのではないでしょうか。

 

ということは、その部分さえリカバリーできればシューズはまだまだ現役として活躍してくれるはずです。

 

 

昨今のランニングシューズは決して安い買い物ではないし、まだまだ履けるシューズを処分するのは”もったいない”し、何よりも苦しいトレーニングを一緒に乗り越えてきたアイテムには愛着があります。

 

 

出来る限り直してあげて最後までしっかりと使ってあげましょう!

ランニングシューズのソール補修作戦【準備編】

今回、ソールを補修するランニングシューズはコイツです。

 

生け贄となるアディダス-アディゼロCS6

 

初めてフルマラソンを完走した思い入れのあるシューズで、アシックス派のオッサンの中で唯一のアディダスシューズでもあります。

 

今はレース本番には使っていませんが、スピード系のトレーニング用シューズとして第二の人生を歩んでいます。

 

 

もうアウトソールどころかミッドソールが大きく露出しているし、左右の露出度合いが大きく違うので、バランスが悪い走り方をしているのがよく分かる。

 

左足はミッドソールが見えている程度だが、

 

右足はミッドソールの露出が激しいゾ!

 

 

 

両足ともかかとの外側から着地しているのがよく分かる。こう見るとかなりバランスが悪い走り方だな〜

 

 

 

ここまで、スリ減ってしまうと市販の小さな補修材ではとても間に合いそうもありません。

 

チューブ式のクツ底の肉盛り補修剤というのもありますが、ランニングというハードな使用を考慮すると耐久性に難ありです。

 

 

というわけで選んだ素材が【YGKタフデンリフト板(黒色)】です。

  • サイズ:39cm×31cm 
  • 厚さ:5mm
  • 素材:合成ゴム(SBR)

耐久性に優れていて、多くのシューズリペアショップで使われている素材らしい。

 

ちなみにこちらのネット通販で手に入れました。
(シューズリペア素材のショップHPへ飛びます)

 

 

シューズの下に敷いてある黒い物体が【タフデン】。かなり大きいので一生分ありそうな気もする

 

5mmは少々厚すぎる気もするがその分長持ちすると思いたい

 

滑り止めのボツボツがあるのがシューズの底になる

 

こちらは接着側です

 

 

かなり硬いゴム素材なので、ランニングシューズとしてのクッション性が気になるところだが耐久性は抜群だ!

 

 

今回使用する道具類

 

 

左から
【クツ底の肉盛り補修材】
ミッドソールまで露出しているので接着剤が完全に接着しない可能性があるために、ミッドソールと接着剤を密着させるプライマーがわりに使用します。

 

【ゴム系の接着剤】
たまたま自宅にあった接着剤。結構高性能なので便利。この接着剤でなくても普通のアロンアルファでも大丈夫らしいです。

 

【板金バサミ】
”タフデン”をカットするのに使用します。硬質のゴムゆえ普通のハサミはおろか大型のカッターでも歯がたたないです。

 

 

 

道具を揃えたら、接着面が汚れていると接着しにくいので、シューズのソールをキレイに洗っておきましょう!

 

 

洗う現場は自宅前の緑道にある水道を使用させてもらいました。

 

「家でやれよ!」というご意見もごもっともですが、たまたま近くに公共の水道があるので何かと重宝しています。

 

何かとありがたい公共水道。日本はこういう施設が充実している

 

この水道施設は水飲みとしての機能もあるのですが、以前ここで犬に直接水道の蛇口から水を飲ませていた現場に遭遇したので、飲料水として使う気にはなれない。

 

まぁ、同じ場所で汚れモノを洗っているオッサンがいうのも説得力がありませんが・・・

 

 

ゴシゴシとキレイにね!

 

洗い終わったら十分乾燥させれば準備万端です。

ランニングシューズのソール補修作戦【作業編】

いよいよ作業に入ります。

 

まずは、露出しているミッドソールにクツ底の補修材を塗ります。

 

今回使用する予定の接着剤だけでもしっかり付くと思いますが、ミッドソールに接着剤は付きにくいという情報もチラホラ見受けられたので、念のためプライマー代わりに使用します。

 

補修材料セットが同包されていて気が利いている

 

直接ソールに出すとはみ出そうだったので、必要な分だけひねり出す

 

付属のヘラで塗っていく

 

接着する際の下地にするだけでなので、なるべく薄くのばす

 

両足に塗ってひと晩乾燥させる

 

 

 

補修材が乾燥したら、いよいよ【タフデン】の出番です。

 

まずは紙で型を作ります。

 

筆記用具は何でもOK!

 

多少雑でも問題なし!だけど雑過ぎだ!!

 

スリ減った部分よりも少々大きめで作りました

 

当然ながら左右の減り具合は違うので両足の型を作りましょう!

 

 

 

型紙の形を【タフデン】になぞってから、切り抜き作業に入ります。

 

切れる板金バサミだったら問題ありませんでしたが、残念ながら今回使用したハサミは切れ味が悪かったので苦労しました。

 

切れる刃物を使わないと余計な力が入ってかえって怪我するんですよね〜。

 

最初は板金バサミで型通りに切っていたが、

 

ある程度の大きさに切り取ってから作業すれば楽ちんなのに気づいた

 

 

左が右足、右が左足と分かりにくいが、全く同じ距離を走っているのにこれだけ形が違うもんなんだ!

 

これだけ余るんだから、これ一枚で一生分は使えそう

 

引っ掛かり防止のため周囲を削って段差を無くしておく。通常はこんな機械は持っていないだろうからカッターかヤスリでがんばって削ってください

 

これで貼り付ける補修材が完成

 

 

 

ソールに接着剤を塗る

 

なるべく薄く塗り広げる

 

 

貼り付ける補修材にも接着剤を塗る

 

まんべんなく塗り広げてください

 

 

すぐに接着しやすいように10分くらい放置してから貼り付ける

 

しっかりと圧着してくださいね

 

 

バッチリ接着すれば完成です。

 

 

右足

 

左足

 

オリジナルのソールよりも高いがすぐに馴染むでしょう

 

 

試しに50kmほど走ってみましたが、剥がれやズレることもなくしっかりと接着されていましたし、補修部分の減りはほとんどありませんでした。

 

 

今回使用した【タフデン】は革靴などのリペア素材なのでかなり硬めです。

 

ランニングシューズに使用するソールの素材ではないので、着地時は「以前より硬いな・・・」という印象を受けるのは否めません。

 

 

しかし、ミッドソールが衝撃を吸収してくれるので硬さに関しては気にするほどでもなさそうです。

 

 

今回の補修の目的がシューズを長持ちさせるというのがテーマなので、まずは目的は達成したと思います。

 

 

通常ならば引退すべきランニングシューズが、少しの手間でまだまだ現役として使うことができます。

 

 

最新機能を備えた新しいシューズも魅力的ですが、厳しいトレーニングを一緒に乗り越えてきたランニングシューズを最後の最後まで使ってあげようと思っています。

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