マラソン 中年 板橋CITYマラソン 

今年も参加しました「板橋CITYマラソン2014」朝〜折り返し地点まで

今回で3度めのマラソン大会になります。
というよりも、この「板橋CITYマラソン」しか出たことがないので他のマラソン大会の様子はわかりませんが・・・

 

この大会も3度めになるので、気持ち的には”お気軽”なのですが、身体的には『ある心配事』を抱えています。

 

 

例年のように会場に8時に到着する予定で行動を開始。

 

朝5:30に起床。

 

まずはお天気をチェック。
昨日の予報通り「快晴」の一言。
気温も4月の陽気になるらしい。

 

この時期は晴れて気温が上がると、風が強く吹くことが多いので河川敷でのマラソン大会はちょっと厳しくなるかも。

 

 

昨日買っておいたコンビニのおにぎりをパクつきながら、準備に取りかかかります。
おにぎりは毎年恒例のゲン担ぎ「お赤飯」と今年は新メニューの「つくねおにぎり」をチョイスしました。
100円キャンペーンが嬉しい限りです。

 

ヒザにはキネシオロジーテープを巻き、お腹には冷え防止のカットテープを貼り付けます。
そして忘れてはいけないのが、シャツと擦れて痛くならないように絆創膏。
これで完璧です。

 

 

6時に出撃。
近所のセブン-イレブンでレース後の栄養補給「昆布おにぎり」と「コーンマヨネーズパン」を購入してから駅に向かいます。

 

 

めざす駅は都営三田線の蓮根駅。
ちょうど本日から都営線のワンコイン切符(都営線のみ500円で乗り放題)をやっているのでそれを購入。
なんて良いタイミングなんだ!なんか良いことがありそうな予感です。

 

 

蓮根駅が近づいてくる度に電車にはランナーらしき方々が増えていきます。
この大会も参加人数が増加しているというのもうなずけます。

 

 

蓮根駅を降りるとランナーの群れです。

 

蓮根駅から徒歩で会場の荒川河川敷まで15分ほど。
途中のコンビニのトイレにはもう行列ができています。

 

 

予定通り8時前に到着すると会場はもう人だかり。

 

心配していた風もあまり強くなくホッとひと安心です。

 

 

昨年と同様に土手の石の上に陣取って着替えをします。
更衣室もありますが混んでいるし、面倒くさいので多くの人が土手や河川敷で着替えています。(男性のみですが・・・)

 

昨年は荷物を預けるのに時間がかかりすぎて、スタートに間に合わなかったので、今年は8時に荷物を預けるために早めに行動します。

 

 

事前にゼッケンやランナーズチップが郵送されてくるので、これらは前日にセットは完了しています。
いそいそと着替えを済ませ、さっさと荷物を預けます。

 

今日は気温も温かいので寒くなくて良かった。

 

 

身軽になると、まずはトイレを目指します。

 

これがまた長蛇の列。
スタートにはまだ時間がありますが、少し不安になります。

 

男性・女性トイレの区別はありませんので男女混合で並びます。
少し女性がかわいそうな気もしますが、そうも言って入られない状況です。

 

並ぶこと30分でやっと用を足しました。

 

 

この規模の大会になると一つ一つに時間がかかるので早めに行動するに限ります。

 

 

8:40くらいに自分のスタートブロックに入りました。
スタートラインから250mくらい後方になります。

 

軽くストレッチをしながらスタートを待ちます。

 

スタート地点では演奏やら挨拶やらやっていますが、遠いので何がなんだか分かりません。

 

ただ、「フルマラソンの参加人数が17,000人以上、気温11℃、北西の風」というのは聞こえました。
確かに今日は暑くなりそうです。

 

 

オッサンのゼッケン番号はは5000番代だったのですが、さすがにこのクラスは皆さん速そうです。
コスプレしている人も見かけず、「狙っている」人達ばかりです。

 

 

スタートのカウントダウンが始まり、緊張が走ります。

 

 

9:00にスタート!

 

しばらくするとこのブロックも前に進み始めます。

 

オッサンがスタートラインを越えたのがスタートから3分後くらいでした。

 

スタートラインではゲストの有森裕子さんが元気に手を振っていました。

 

 

 

始めはゆっくりと入る予定でしたが、周りの人たちの速いこと、速いこと・・・

 

5:40/kmくらいで走っていたつもりが5:20/km以上のペースになっていました。

 

まぁ、コレでも良いだろうと5:20〜5:25/kmのペースを維持します。

 

 

後ろから凄いスピードでぶち抜いていく人もいれば、かなりゆっくりでこちらがぶち抜く事も・・・

 

人それぞれにペースがあります。

 

 

今日は暑くなりそうなので、最初の給水所でしっかりと水分を摂ります。
そして、気をつけたいのがエネルギーもしっかりと摂ること。

 

最初の給水所ではレーズンがありました。
あまりレーズンは好きではないのですが、これしかないからしょうがない。
ひとつまみ摘んで口に頬張ります。
”うげ!やっぱりいおいしくない・・・”

 

 

今年のレースで気をつけたいのが給水に時間を掛けないことと、エネルギーをしっかりと摂ること。
出来る限り無駄時間を給水で浪費したくないのと、昨年はレース終盤でエネルギー不足になってしまい、つらい思いをしたからです。

 

 

10kmを過ぎると身体も落ち着いてきて、走りも軽やかになってきます。
少しペースアップします。

 

 

しかし、16km付近で心配していた事態が現実になってきます。
実はオッサンは右ヒザを痛めていたのです。

 

レース本番までは持ちこたえてくれと、だましだましトレーニングしてきました。

 

 

レース当日は痛みはありませんでしたが、違和感はありました。
それでも、せめて35kmまで持ってくれれば走りきれるという計算はあったのですが、まさか折返し前で痛みが来るとは・・・

 

 

頭のなかでは「気のせい、気のせい・・・」と誤魔化すようにしていました。

 

 

18km付近で先頭のランナーとすれ違います。
さすがにカッコイイ!!

 

思わず「がんばれぇ〜」と声を掛けます。
でも自分に言い聞かせていたのかもしれません。

 

 

痛みを誤魔化しながら走っているとたまに「アレ!?」と思う時があります。
それは「この人、去年も見たな!」の「アレ!?」なんです。

 

ランナーや応援する人の中にオッサンの記憶をチクチクと刺激する人がいるのです。

 

そして、それは決まってスンゴイ特徴のある人。

 

女装している怪しいおっさんだったり、何故かアイドル系の歌謡曲をガンガン大音量で聞かせながら、アイドルのブロマイド(大きく拡大したヤツ)を地面に敷き詰めてる人だったり。
ムチムチのショートパンツを履いて、バレーダンサーのように走る人だったり。

 

どうみても応援とかランナーというスタイルではなく、自己表現をしているようにしか見えない、とても人目を引きつける人達・・・

 

オッサンはこういう人達を観察するのが大好きなので、ヒザの痛みを忘れて、ついつい見入ってしまいます。

 

 

そんな楽しい気分でいると折り返し地点にさしかかります。
「1時間48分」予定よりも少し遅いですが許容範囲内。

 

しかし、許容範囲を超えているのがこのヒザです。

今年も参加しました「板橋CITYマラソン2014」 折り返し地点〜ゴール

”あとはゴールに近づいていくだけ”とは思うものの、痛みは増していくばかり。

 

さらに復路は向かい風になります。
それほど強くはないものの気持ち的に萎えます。

 

 

ポケットに入れておいた子供達からの応援メッセージを握りしめながら、足を前に出します。

 

 

そしてついにその時が来ます。
28km地点でついに我慢しきれずにストップ。
気合で走りきるには、あまりにもゴールが遠すぎます。

 

屈伸、ストレッチをし、走り出しますが500mも走れない。

 

 

歩く、走り出す、止まる・・・

 

時計を見ても時間が止まるわけでもない。

 

「もう今年は記録の更新は無理・・・」
「ここから歩いてゴールするには何時間かかる・・・」
「それにしてもゴールが遠すぎる・・・」

 

 

頭の中が不安でいっぱいになります。

 

どうすればゴールに近づけるか・・・

 

 

前に進むしかないのですが、歩くだけではどうしようもない。
少しずつでも走るしかない。

 

とにかく止まる時間を最小限に抑えて前に進もう。

 

 

 

幾度となくストップ&ゴーを繰り返しているとあることに気が付きます。

 

”今年は歩いている人が多い”

 

気温が高いからなのか、向かい風の影響なのか。
理由は分かりませんが、自分もその中の一人であることは間違いありません。

 

 

この大会は、1km毎に表示があるのですが、この1kmがなんて長んだろう。
いつもならアッという間なのですが、とてつもなく長く感じます。

 

 

どんなにゆっくりでもいいから走り続けようという気持ちとは裏腹に、足が言うことを聞いてくれません。

 

初めてフルマラソンを走った時も痛みでストップしたのですが、今回の痛みよりはマシだっとと思います。

 

 

 

歩くオッサンを尻目に自分よりもゼッケン番号が大きい人達がどんどん抜いてゆく。

 

別に人と競っているわけではないのだけれど惨めでした。

 

みんな痛みに負けずに走っているのに、それを我慢できない自分に腹がたちました。

 

 

 

どのくらい時間がたったのか、35.7km地点の名物シャーベットステーションに到着。

 

一昨年はオレンジ味、去年はアップル味だったので今年はレモン味をチョイス。
ゆっくりと選んでいる自分が情けない。

 

歩きながらレモンシャーベットを堪能します。
今まで食べた中でレモン味が一番美味しいと思いました。

 

”去年は半分も食べてる暇なかったんだよなぁ・・・”

 

 

時計を見ると去年ゴールしたタイムを過ぎていました。
なんだか遠い過去の出来事のようです。

 

 

昨年は走りきった自分に満足していました。
そして今年は、こんなところでトボトボ歩きながらシャーベットを頬張る自分。

 

 

”オレは一年間何をしていたんだろうか・・・”
予定通りのトレーニングが出来たわけではないけれど、サボっていたわけでもない。
どこかで歯車が噛み合わなくなってヒザを痛め、それがずっと続いてしまった・・・

 

 

 

ひとつ気づいたのは、痛そうに止まっている人達はゼッケン番号が小さい人が多いということ。

 

このクラスの人は、多分しっかりとトレーニングもしているだろう。
つまりオッサンと同じように、焦ってトレーニングをするあまり、何らかの故障を抱えてしまったのかもしれません。

 

そして、いつものペースで走り始めてしまったのかもしれない。
もし、もっとゆっくりとレースに入ることが出来たならば走れきれたのかもしれない。

 

成功体験とプライドがこの結果を招いたのかも・・・

 

 

 

ゴールに近づいいてくると沿道には応援の方が増えてきます。

 

去年はその声に励まされましたが、今年は応援してくれる人に近づくことさえ恥ずかしい。

 

応援してくれる人達から遠ざかるように、コースの荒川寄りを進みます。

 

 

最後の橋を超えるとゴールが見えてきますが、その距離が長いこと、長いこと・・・

 

せめてこの区間だけでも走ります。
もう歩くよりもゆっくりです。

 

 

 

ゴール付近の計測器の段差を超えるのも辛いです。

 

 

そして無念のゴール。
タイムは「4時間35分」

 

 

初マラソンよりもかなり遅い、ワースト記録更新です。

 

走り終わったなんてとても言えない”屈辱”の一言です。

 

汗なんてかいていません。
フルマラソンを終わって、汗ひとつかいていないなんて情けない限りです。

 

ゴールした後のホットレモネードは味がしませんでした。

 

 

預けていた荷物を持って、係の人に「ありがとうございました」というのが精一杯です。

 

 

 

帰り際に土手を登り、もう一度会場を振り返ります。
朝とは違って重い気持ちの自分がいました。

 

ゴール地点には、まだランナーが続々と帰ってきています。

 

満足できた人、悔しい思いをした人、いろいろだと思います。

 

 

自分がいつ走ることをやめるのかは分かりません。

 

でも「来年、必ずここに戻ってくる!」と心に決めました。

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