マラソン サブ4 中年 東京マラソン

東京マラソン当日の移動

東京マラソン当日。
いつものようにお楽しみの日は、目覚まし時計よりも早く目が覚める。

 

まず耳に入ってきたのが雨の音。
それも結構強く降っているようだ。

 

前日の予報では降水確率は50%のようだったけど、どうやら既に100%のようだ。

 

「ムムム・・・レインコンディションかぁ〜」

 

数年前に買ったまま未だに陽の目を見なかった使い捨てビニールのかぶり(by asics 300円也)が活躍しそうだ。

 

 

幸いなことに、風の音は聞こえないので“春一番が吹くカモ”の予報は今のところハズレているらしい。

 

 

目が冴えてしまったので、目覚まし時計よりも早く起きることにする。

 

家族はまだ寝ているし、起きる素振りは微塵もない。
コヤツらが応援に来るのかどうかは分からない。
きっと天気次第なんだろう。

 

 

外は真っ暗だ。

 

昨日買っておいた鮭とお赤飯のおにぎりを頬張りながら、いそいそと準備を始める。

 

 

小さな「手荷物預かり袋」に入るサイズのリュック容量には限りがあるのでフルに着替えを持っていけない。

 

とにかく上着を脱いだらすぐに走れる状態にする。

 

 

【本番の装備】

  • お腹に冷え防止のテーピングを貼る(38mmの非伸縮タイプのテーピングを5枚)
  • 乳首に絆創膏を貼る⇒ランニングシャツで擦れると痛くなる時があるのでそれの予防です。女性はスポーツブラをするからいらないのかな?
  • 両ヒザにはキネシオテープ(伸縮・通気性75mm幅)75mmは高いので本番用
  • 足の指にはシューズが当たる部分にバンドエイド
  • シューズを入れる足全体にワセリンを塗る。靴擦れはしたことがありませんが念の為に予防の意味で

 

↑これはいつもオッサンがマラソン大会本番に装着します。

 

 

【当日のウェア】

やはり2月で寒いし、雨も降っているので防寒・雨対策重視です。

 

インナーにはヒートテックの長袖を着こみました。
身体にフィットし、動きやすく、汗もすぐに乾くので、この時期のインナーにはピッタリだと思います。
”ヒートテック”というとマラソンには適さないというイメージがあるかもしれませんが、寒い時期のマラソンには絶大な威力を発揮します。

 

流行りのコンプレッションシャツは汗は乾くけど身体は冷えるし、ピタッと張り付くのが窮屈なのが苦手で・・・

 

ヒートテックの上に長袖の速乾シャツ。
スポーツブランドの高価なものでなく、ワゴンセールで拾ったわけのわからない安物だ。何故かずっと愛用している。
言い訳を言わせていただけば、どうせナンバーカード(ゼッケン)で隠れるからブランドなんかどうでもいい!

 

これにビニールカッパをかぶれば完璧だ。

 

 

下は、アンダーウェアはいつも履いているボクサーブリーフ。
ランニング専用のアンダーウェアもあるけど、やっぱりキツイのは嫌。

 

その上にコンプレッションのロングタイツ。
これはスポーツショップのお年玉クジで当たったニューバランス製だ。
身体がしめつけられるのは苦手なので、でれば履きたくないのですが怪我防止と防寒対策で履く。

 

その上に少し長めのランニングパンツ。
これだけは一流メーカーアディダス製のイッチョウラだ。

 

 

 

この上に厚手のウィンドブレーカーの上下を着込んで準備万端だ。

 

 

ランニングシューズはリュックに押し込んだので、会場まではいつもの緩めのスニーカーを履いて移動することにする。

 

走った後のランニングシューズって、汗でかなり蒸れてるし今日は雨なので余計に濡れる。
そのまま履いて帰るのはちょっと嫌だったので・・・

 

 

予定より少し早めに自宅を出るとまだ薄暗い。

 

 

都区内に住んでいるので、最寄りの駅からずっと地下鉄での移動となる。

 

最初の駅で既に東京マラソンに出場すると思われるランナーと遭遇する。

 

”こんな地元でも出場する人がいるんだなぁ〜”っとチラ見するが、きっとその人もそう思っていいるに違いない。

 

 

電車が進むにつれてランナーが増えていく。

 

中には、シューズに計時チップが装着され、上着も着ていないし、ここでスタートしてもOKなスタイルな人もいる。

 

”いくらなんでもその格好は寒くないですか?”と少し心配になる。

 

 

 

新宿に近づくにつれ、ランナーはすごい勢いで増えていく。

 

新宿駅まであと数駅のところでオッサンは行動を起こす。
会場の駅でもないのに電車を降りたのだ!

 

いままでマラソン大会に参加し学んだことは、会場内のトイレはもとより、最寄り駅やコンビニのトイレは大行列になるということだ。

 

オッサンは気が弱いので緊張すると便意をもよおす。
会場が近づいてくると、決まって”もよおして”くるのだ。

 

という訳で、3つ前の駅で降りて駅構内のトイレに急ぐ。
オッサンの読み通り、誰もいないのでゆっくりと用をたすことにする。

 

 

再び新宿駅へ向かって電車でGO!

 

 

ほどなく新宿駅へ到着し、さぁ降りようとドアの前に立つと、降りる素振りを見せな多くのランナーがいるはないか。

 

あれ?オッサンが降りる駅を間違えているのか?
いや、降りるランナーもいるし・・・

 

 

そうか!入口ゲートが次の都庁前駅が最寄りにランナーもいるのだ。

 

同じマラソン大会なのに同じ駅で降りるランナーやこれから電車に乗ってくるランナーもいる。
改めて東京マラソンはビッグな大会なんだなぁ〜と実感する。

 

 

オッサンが目指すのは”ゲート2”だ。

 

「参加のご案内」に載っていたオススメの出口に向かうが、まだ時間が早いのかあまり人がいない。

人の少ないというかほとんどいない最寄りの出口

 

しかし、途中のトイレには既に行列ができていた。
「ホラ見ろ!!」と優越感にひたるオッサンなのでした。

 

イメージ的には駅から会場まではランナーの行列だと思っていたのだが、人がいなくて少し拍子抜けだ。

 

 

しかし、別の方角からはすごい人の群れが近づいてくる。

 

オッサンは地下鉄だったけど、やはりメインはJR新宿駅方面だ。
そちら方面からはものすごいランナーが押し寄せてくる。

JR新宿駅方面からのランナーの群れ

 

”あの人数じゃ、トイレも悲惨だろうな・・・”余計な心配をするオッサンなのでした。

東京マラソン会場に潜入開始

目指すは〈ゲート2〉。

 

会場に入る前の途中、ビルのエントランスなどで着替えているランナーがいるけど、参加のご案内に「道端での着替えはやっちゃいけません!」って書いてあった気がしたから、まずはゲート2に急ぐ。

いよいよ東京マラソンに潜入だ!

 

ゲート2に到着し、警備員から荷物検査を受ける。

 

 

 

別に怪しい物は入ってないんだから余裕じゃん!なんて思っていたら早速引っ掛かった。

 

 

まずは「折り畳み傘」だ。

 

 

この傘は長いので持ち込めません。

 

処分するか別で送ってください。


※「別で送る」とは、傘は手荷物預け袋に入れられないので、別送でゴール地点の国際展示場に送る方法があるらしい。

 

 

 

エ〜!!

 

傘を処分したら、帰りは雨に濡れて帰れってことですか!?


駄々をこねる聞き分けのないオッサン・・・

 

 

 

とにかくこれは会場には持ち込めません!


と事務的な口調で繰り返される。

 

 

これは粘ってもダメだと判断したので、

 

どれくらいの長さなら大丈夫なんですか?


と変化球で攻めてみる。

 

 

 

30cmまでです。


 

 

ここで突破口を見つけたオッサンは勝負に出る。

 

ならば、これならどうだ!


 

と傘の取っ手の部分を分解して短くしました。

 

 

・・・・・・。

 

それならいいです・・・・・。


ほとんど呆れられながら言われました。

 

 

参加のご案内には、折り畳み傘は持ち込み禁止と明記してあります。

オッサンがしっかりと熟読していませんでした。
いい歳してダダをこねて申し訳ないっす!

 

しかし、今日みたいな雨の日は帰り道はどうするんだろ?
傘を持ち込めないということは、カッパで帰れってことなのかな・・・

 

 

これで一件落着と思いきや、次は「ペットボトル(500ml)」で引っ掛かった。

 

 

これも持ち込めません!

 

そちらで飲むか、処分してください。


手前のゴミ箱を指して言われた。

 

 

あ〜、これもダメなんだ・・・・・


もう言い返すのも面倒くさい。

 

捨てるのはもったいないが、一口だけ飲んで後はサヨナラしました。

 

ゴミ箱には同じような境遇のペットボトルがたくさん捨てられていました。

 

 

そして、この時初めて気が付きました。

 

参加のご案内に書いてあった「スタートエリアへの規定以上の液体物の持ち込み制限」の”スタートエリア”ってこの会場全体の意味だったんだ。
オッサンはてっきりスタート待機場所の”スタートブロック”のことだと思っていました。

 

そして、再び手荷物検査にリターン。
さっきとは違う列に並びました。

 

 

(傘を見つけて)

 

これはダメです!


 

 

さっき、そちらでは良いと言われましたよ!


 

 

(どう見ても納得しない表情で)

 

・・・・・・・・。
それならいいです・・・・・・・。


 

金属探知機のゲートをくぐって無事に会場に潜入成功です。

 

リュックには合格のシールを貼ってもらいました。

 

「ふぅ〜、やったぜ!」
麻薬の運び屋が無事セキュリティを突破した気分です。

 

思えば、ボストン・マラソンのテロ事件をキッカケにセキュリティを厳しくしたものの、規定が明確でなく、また周知も徹底していないため現場では混乱しているようです。

 

あの警備員さんたちも大変だ!

 

 

混乱でこれからかなり混雑が予想される検査会場

 

 

気分を取り直して更衣室方面へ移動。

この頃はまだトイレもガラガラに空いている

 

 

屋根のある都庁1Fのコンコースは、勝手に着替えスペースになっている。

 

更衣室は混んでいるだろうと思っていたので、皆さん同様にここで着替えることにする。

 

 

まずはシートを広げて自分の更衣スペースを作る。

Qooオレンジ味のシート(子供の名前入り)はオッサンには小さすぎるが・・・

 

何年も眠っていたこのビニールカッパがついに陽の目を見る時が来た

 

しかし寒い・・・

 

着替える(というよりも脱ぐだけなのだが)のに勇気がいる。
ましてや、もっと寒い格好になると思うと、余計に着替えが嫌になってくる。

 

計時チップはいつも左足に付ける。ゲン担ぎだ

 

 

着替え終わり、ミールサービス(給水やら給食があるコーナー)へエサを漁りに行く。

 

更衣室には大きなテントが並んでいた。
予想していた行列はなく、静まり返っていた。

 

皆さん警戒して、あのコンコースで着替えているらしい。
考える事はみな同じだ。

あまり人の気配がしない更衣室群・・・

 

 

ミールサービスではバナナやカロリーメイト、スポーツドリンクなどが豊富に用意されている。
もちろん食べ放題だが、走る前なのでそこそこに制限したい。

 

このミールサービスはかなり充実しているので、スタート前にエネルギーを摂る場合は、自分で用意する必要はないと思いました。

 

話題の「ウェアラブルトマト」もあったが、かなりデカイ!

走りながらにしてはちょっと大きいような・・・

 

途中の給食でコレを走りながら食べるの!?ちょっちキツイな〜

コース上の給食では、この大きさではなくプチトマトの大きさでした。

 

このトマトはみずみずしく、完熟していて、とてもおいしいかった。

 

 

このミールサービスのすぐ上がスタートラインになっている。

もうすぐこの上を通過して東京マラソンが始まるのだ

 

見上げると都庁舎の威圧感。こんな規模の建物が必要か?(by 都民)

 

 

ひと通りミールサービスも頂いたので、お次は手荷物を預けねば。

 

荷物を預けるトラック方面へ行きたいのだが、とにかくものすごい人で直進ができない。

 

おまけにトイレに並ぶ行列が幾重にもなっていて、どこから抜けられるのかもわからない。

トイレの行列が一体どこからどこまでなのかもサッパリわからない

 

比較的人が少ない新宿中央公園付近。トイレはこちらが狙い目らしい

 

 

ようやく荷物を預けるトラックが見えてくる。

 

自分の割り当ての番号を見つけて荷物を預ける。
こちらも人でごった返して入るのだが、行列ということはなくスムーズに事は済んだ。

人は多いけど移動はできるくらいの混雑ぶり

 

これで身軽になった。
最悪を想定して、ポケットには千円札を忍ばせておく。
万が一荷物を紛失しても一応は帰ってこれるように。

 

出来る限り身軽になりたかったので、オッサンのスマホ(ガラ携だが・・・)は荷物と一緒に預けた。

 

多くのランナーがスマホと走るようで、手に腕にスマホが見える。

 

記念写真を撮影したり、ランナーズアプリとか音楽を聞きながらとか、楽しみ方・走り方は人それぞれだ。

 

 

いよいよスタートブロックへ向かって移動する。
オッサンはEブロックだ。

 

入り口のゲートから着替え、手荷物の預かりまでは地下のオープンスペースだが、スタートブロックはもう一段上がって地上に出ることになる。

 

この地形もわかりづらいですね。

 

都庁に何度も来ているオッサンも分からないので、初めて来る方にはもっと分かりづらいと思います。

 

 

霧雨にあたりながらスタートブロックへ移動していると心配事が発生!

 

「トイレに行きたくなってきた・・・」

 

寒いからか、緊張からか、たぶん両方なのだが尿意をもよおしてきたのだ。

 

でも軽い尿意だし、今からトイレに並ぶとスタートブロックのかなり後方に並ぶ羽目になるだろう。

 

なので「汗で出そう!」と決心する。⇒これが後に大後悔へと繋がるとは知らずに・・・

いよいよスタートブロックへ

スタート約1時間前。
Eブロックにはすでに1/3ほどのランナーが並んでいる。

 

このブロックには”ある程度”走れるランナーが多い。
自己記録更新を目指していると思われ、仮装ランナーも少ない。

 

シューズを見てもレース用の軽量シューズが多い。

 

ランナーのレベルを推察するには、ウェアよりもシューズを見れば大体の見当はつく。
中には、自分の力量以上のシューズを履いて自滅するランナーもいるが(昨年のオッサンがそうだった)、自分の実力を正確に把握している人は力量に見合ったシューズを履く。

 

 

時折霧雨が降ってくるスタートブロクで、寒さに震えながらスタートを待つランナー達。
これだけ人が密集していれば少しは寒さがマシになりそうな気もするが、全くそんなこともなくただただ寒い・・・

 

軽くストレッチでも・・・・と思うのだが人で密集しているので大きな動作でのストレッチはできないため、小じんまりなストレッチで体をほぐしておく。

 

基本的に周りは他人ばかりで、スタート前の緊張のためか、SHYな日本人は周りと会話をしようとはしない。
たま〜に二言三言話すくらいだ。

 

オッサンの周りにも何百人もの人がいるのに不思議なほど静かなスタート地点なのでした。

 

 

しばらくするとアナウンスが始まる。
ラジオでもお馴染みの「DJ TARO」さんだ。
お顔を拝見したいところだがここから見えるはずもない。

 

東京マラソンのスタートブロックは、全体的に直角に配置されているのだが、オッサンの位置するEブロックはスタートラインが見える直線部分にある。

 

背伸びすると遥か前方にスタートゲートも見える。

 

スタートゲートの方では東京都知事の挨拶やらがやっているようだが、声だけはスピーカーから聞こえるが見えやしない。
まぁ、舛添知事の型通りの三味線なんぞ聞きたくもないのでどうでもいい。

 

 

そうこうしているとブルーのバルーンをくっつつけた集団がやって来る。
初めは「仮装かな?」と思ったが、どうやらペースメーカーの人たちらしい。

 

なるほど!バルーンをくっつけていればとても目に付くし、見失うこともない。
素晴らしいアイディアだ。

 

東京マラソンでは3h00m・3h30m・4h00m・4h30m・5h00mを目標にフィニッシュするペースメーカーが走る。

 

オッサンの属するEブロックには4h:00mのペースメーカーが来た。

 

そういえば東京マラソンを申し込んだ時に目標タイムは4時間って書いた気がする。

 

ペースメーカーは一人ではなく4人一組で構成されている。

 

ペースメーカーの人達は「みんなで頑張りましょう!」って挨拶してくれた。
ランナー達も拍手で迎える。

 

なんだかスゴイ一体感の瞬間だった。

 

 

スタート時間が迫ってくる。

 

上空には数機の撮影用のヘリコプターが旋回している。

 

映らないとは思うけど、一応ヘリコプターに向かって手を振っていた。

 

 

次の記事>>>「東京マラソン2015【スタート〜フィニッシュ】」ヘ

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